物の値段は誰の目にも見えます。けれど、その物を「新しく作らずに済ませた」ことの価値は、ふだん数字になりません。
弊社が開発する資源循環経営プラットフォーム「遊休マーケット」の新機能は、社内・社間で資産を再利用したときに「新品を作らなくて済んだぶんの製造時CO2」を推定し、回避できた排出量として可視化します。
しかも、その数字の出どころを環境省の公的データまで遡れる形で。
再利用という行為に、これまで見えなかったもう一つの会計軸を与える試みです。
製造時炭素排出量(embodied carbon)とは何か
製造時炭素排出量とは、原材料の採取・サプライヤーでの加工・製品の製造といった「使う前」の段階で、すでに大気へ出てしまっている温室効果ガスのことです。
GHGプロトコルでいえば、企業の排出量のうち自社の外側で起きるScope3(サプライチェーン排出)の上流にあたります。やっかいなのは、これが見えにくいことです。電気代のように請求書が届くわけでもなく、製品の値札にも書かれていません。
だからこそ、削減の第一歩は「新しく買わない=再利用する」ことで、この見えない排出を最初から発生させないことにあります。
新機能:取引が成立した瞬間に、回避できたCO2を推定する
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